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捨てられた言葉と想いと、
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手を伸ばした先に、冷たい光。
それを光と信じて歩いてきた。
だってそれが生きる術だと、アタシは知っていたから。

いつだって人は歩いて進んでる。
アタシはその間をすり抜けて、同じように歩いているのだと胸張った。
ダイジョウブ、泣いてなんかいないから。
”使えない”なんて、言わないで。

今が一番幸せだと、鏡の前で笑ってみた。
それは本心じゃないと知っていたけれど。
だってそうしないと、今にも崩れてしまいそうだったから。

いつだってアタシは一所懸命、息してる。
人はその間をすり抜けて、同じように息を吸っては紫煙を吐く。
結局みんな一緒なのさ。
それなのに、どうしてそんなにも相手を責める事が出来るの?

いない、いない。
いない、いない。
アタシは目を閉じて、目隠しして。
それなのに今も人の間をすり抜けて、ずっとずっと歩いている。
その道は、他の人と反対方向だということにも気が付かないで。

ダイジョウブ、泣いてなんかいないから。
”使えない”なんて言わないで。

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