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捨てられた言葉と想いと、
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君が欲しい、欲しい、欲しい。
なのに君はいつも遠くで微笑むから。
僕はここで独りぼっち。

どんなに隣に立っていたって、抱き合ったって、
君はいつだって遠くで微笑んでいるんだ。
隣にいるのに、どうしてそんなに遠くにいるの。

「君が欲しい」
だから
「殺してもいいですか」

それにまた君は微笑んで、YESと答えたね。
その微笑を見て、
―――あぁ、本当に君は僕のものにならないんだ。
そう、分かってしまったんだ。

だから。
君の首を絞めて、絞めて、絞めて、それから。

「好き、なんだけどな」

涙を流しながら、
その手を離した。

(殺すことなんて、出来るわけがないじゃないか)

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