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捨てられた言葉と想いと、
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君が欲しい、欲しい、欲しい。
なのに君はいつも遠くで微笑むから。
僕はここで独りぼっち。

どんなに隣に立っていたって、抱き合ったって、
君はいつだって遠くで微笑んでいるんだ。
隣にいるのに、どうしてそんなに遠くにいるの。

「君が欲しい」
だから
「殺してもいいですか」

それにまた君は微笑んで、YESと答えたね。
その微笑を見て、
―――あぁ、本当に君は僕のものにならないんだ。
そう、分かってしまったんだ。

だから。
君の首を絞めて、絞めて、絞めて、それから。

「好き、なんだけどな」

涙を流しながら、
その手を離した。

(殺すことなんて、出来るわけがないじゃないか)

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知ってる。
アタシはただ怖がりなだけ。
メールをするのも、声を掛けるのも。
迷惑なんじゃないか、なんて。
そう思い過ぎてしまうことが”重たい”に繋がると言われたけれど。
ごめん、どうしても心配になってしまうの。

アタシがもっと可愛い女だったら良かったのかな。
それとも賢い女だったら、もっと自信が持てた?

――――ううん、きっとどんな自分であってもダメだね。

知ってる。
アタシはただ、

怖がりなだけ。

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明日になったら彼女は何をしているだろうか。
僕はそんなことを考えながら眠りにつくけれど、
君は僕を少しでも考えているだろうか。
―――いや、きっと何も考えていないだろうな。

それは君の瞳に僕がいないことを知っているからか。
それは君の瞳に他人がいることを知っているからか。
しかしそれは別にどちらでも良い問題で。

問題なのは彼女が僕のことを少しでも考えてくれているか、ではなく。
どう足掻いても僕が彼女のことを考えてしまっていることだから。

あぁ、

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