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捨てられた言葉と想いと、
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「いつになったら死んでくれる?」
そう問われたとき、何て答えようか迷った自分がいた。

<いま死のうか?>
<明日死のうか?>
それとも。
<今お前が殺すか?>

馬鹿みたいな回答が、ゴミバコに溢れるゴミみたいに出てきて
腐った脳みそだと嗤ってやる。

「なぁ」

だから俺は。

「一緒に死なねェ?」

満面の笑みで、そう返した。

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落ちたのは、誰。
その鏡の向こう、その先に。
見えたものは、偽物だけど。
そこにあるものは、本物で。

聞こえた声は、私を呼ぶの。
耳を塞いで、頭の内。
もっと向こう、もっともっと向こう。
鏡の国、世界が見えて。

夢だと気が付いたのは、起きた時。

朝陽が瞼を擽って、
瞳に色が満ち溢れた。
だけど涙が零れて、

聞こえたのは悲鳴
鏡に映ったのは本物
落ちたのは、

わたし。

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明日になったら救われる。
そんなことを考えて、鼻で嗤ってやったらさ。
神が怒って私のことを叩いて潰し、
グチャグチャになるまで消し去った。

「ねェ、あんたは一体なんなのさ」

そんな言葉が最期を飾り、
狂った(まがった)世界が手を振った。

別に救いを求めては無かったさ。
別に助けを求めては無かったさ。

ただ「明日は晴れるから」そんな言葉が欲しかったのに。

うっせぇ。分かってるよ。
その言葉を貰う事が、生きるよりも難しいってことくらい。
だからもう1回、最期にもう1回だけ神に言ってやるんだ。

「ねェ、あんたは一体なんなのさ」

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